製本体験ワークショップを開催しました!

先日、新里製本所の社長の新里知之様をお呼びし、弊社フリースペースのBABA-BASEで、製本体験ワークショップを行いました。

今回は1時間程度で、上製本の作り方を教わりながら、世界に一冊だけの手作りの上製本のノートを作るという貴重な体験をさせていただきました!

 

まずはページの説明

 

まず最初にノートの中身となる紙のページの説明をしていただきました。

1枚の大きな紙を16面(16ページ)できるように折り畳んでいく新里社長。

実際は機械で行うそうで、「今時手折はしないんですけどね」と笑いながら手際よく綺麗に仕上がる様子には参加した社員一同感嘆の声をあげていました。

この16面できた紙を1台と呼び、これを糸で縫い合わせてページを作ります。

今回作成するノートに使用する紙は、普段の製本作業で生まれた紙の切れ端を再利用しているそうです。

折る際に紙の端を綺麗に合わせることや、折った際に紙がよれたりするのが難しかったです…!

 

上製本の表紙づくりへ!

ページの説明が終わり、次は実際に自分で作るノートの表紙に使用する布クロスを選びます。

次に選んだ布に厚紙を貼り、上製本ならではの固い表紙を作っていきます。

表裏になる厚紙を平行に綺麗に貼るのが難しく、和やかな社員のみなさんもここでは緊張した顔で集中して作業を行いました。

ここで使用した布も、実際にバッグの内布などに使用されるものの切れ端だそうです。徹底した物を無駄にしない精神が素晴らしいです…!

 

 

上下左右を折り畳んで布で厚紙をくるんで、ノート本体に紐のしおりをつけたら、表紙とノートを貼り合わせて完成です!

新里社長が初心者向でも作りやすいように周到な準備してくださったおかげで、想像以上にとっても簡単に世界にひとつの自分だけのノートができました。

手触りの良い生地の表紙はサラサラとなで心地がよく、少しいびつだったりよれたりしている部分にも愛着が生まれ、かわいいなあという気持ちになりました。

 

布だけじゃなく紙袋でもできる!?

布だけではなく、好きなカフェや、洋服のお店などの紙袋を利用してもつくれるということで、作成したノートも見せていただきました。

ちょっとした撮影小物にもちょうど良さそうなので、かわいくて捨てるのはもったいないけど、使う場面が無くて保存したままの紙袋を使って真似したいと思いました!

 

新里社長、お忙しい中ワークショップを開いてくださり、本当にありがとうございました!

 

新里社長と新里製本所について

今回ご協力いただき、弊社も普段からとてもお世話になっている新里製本所の詳細はこちら!

 

新里製本所について(HPデザインが渋くてカッコいいです!)

新里製本所|昭和9年創業・文京区の製本所

東京都文京区にある昭和9年創業の製本会社・新里製本所のホームぺージです。一般的な上製本はもちろん、アパレル生地を使用した上製本やOEMでの製本も承っています。創業…

 

上製本のノートの詳細「HONcept」(ノートの購入もできます!)

https://www.honcept.jp/

 

BABA-BASEについて

弊社のフリースペースBABA-BASEでは、今回のように少人数のワークショップを開くことができます。

弊社社員向けではなく、一般の方向けにも開催することが可能ですので、開催したい、詳しく間取りや金額を知りたい方はこちらのお問い合わせフォームからBABA-BASEについて知りたいと記入の上送信ください。

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