Project Report
豊島でつくり、豊島と育つ。
まち・技術・人をつなぐ
産業技術展に参画
地元豊島区が主催する「としまMONOづくりメッセ」に、広研グループは長年出展してきました。
写真カレンダーづくりや印刷体験など、親子で楽しめるブース企画を通じ、地域とのつながりと、モノづくりへの関心を広げています。
本づくりの各工程をプロと一緒に疑似体験することで、子どもたちが創造性と実践力を育める学びの場を提供しています。
印刷やデザインに関わるものづくりの現場を開放し、次世代に製造業の魅力や技術を伝える機会を創出しています。
地域企業や住民、親子が交流する場として機能し、誰もが参加できる持続可能な地域づくりに貢献しています。
企業の廃材を活用した製作体験を通じて、資源の再利用やものを大切に使う意識を育てる取り組みを行っています。
多数の協力企業と連携し、企業・地域・個人が協力し合うプラットフォームとして展開しています。
としまMONOづくりメッセは、区内企業が優れた製品や高い技術を広く発信し、地域経済の活性化や産業理解の促進を図ることを目的とした展示会です。
広研グループは、「地域に根ざす製造業として、区民にものづくりの現場を身近に感じてもらいたい」という想いから、長年にわたり本イベントに出展を続けてきました。
企業の発信だけでなく、地域の子どもや住民が技術や仕事に触れ、学びや関心につながるような体験機会を届けることを出展方針としています。
過去の出展では、来場者がその場で撮影された自分の写真を選び、デザイナーがその場でレイアウト・印刷する「カスタム写真カレンダー」を実施。印刷の一部工程をリアルに体験できるワークショップ型ブースで、「持ち帰れる」コンテンツとしても毎年好評を得ています。
小学生の社会科見学にも活用されるなど、幅広い世代にものづくりの楽しさを直接伝えられる機会となっています。
としまMONOづくりメッセは区が主催し、区内企業・教育機関・モノづくり事業者が一堂に集まります。広研グループはその中で、[豊島区印刷関連産業団体協議会][東京都印刷工業組合豊島支部]として、共同ブースの構成・運営を通じて印刷業界全体の価値を伝える役割を担ってきました。
自社の発信だけでなく、地域産業全体を盛り上げる場として出展を位置づけてきたことが、この展示に対する継続的な想いにつながっています。
What’s
Next
これまでの出展で得た知見や体験設計の工夫を活かしながら、教育現場との連携や、地域に点在する施設を活用した“分散型ワークショップ”の実施にも取り組み始めています。
これは、大きな展示会に集まるかたちではなく、中小規模公園や、地域のイベントなど、まちのあちこちで体験機会を届けていくアプローチです。
参加のハードルを下げるとともに、より日常に近い場面でモノづくりの楽しさを伝えていけると考えています。
広研グループはこれからも、地域に根ざした形で、モノづくりの価値を広げていきます。